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フライ・ゼリーフライ

【フライ】揚げてないのに「フライ」!?

戦前農家で手軽に作られていたフライは、腹持ちが良いこともあって、昭和初期の行田で全盛期を迎えた足袋工場で働く女工さんのおやつとして人気がありました。

その名の由来には、行田周辺が布の産地だったことから「布来(ふらい)」になったという説があります。そのほかにも、フライパンで焼くからフライ、「富よ来い」に引っかけてフライになったなど、いろいろな説があります。

この家庭料理がいつから店で売られるようになったのかは、確かな記録はありませんが、大正時代末頃、タバコを売りながらフライを売っている店があったそうです。現在、市内には30店ほどのフライ屋が点在しており、1枚300円位で食べられます。

(1)材料(3人分)

小麦粉 2カップ(200g)/水 350CC/ねぎ 50g/豚肉 50g/サラダ油/ソース

(2)作り方

  1. ねぎをみじん切りにし、豚肉は食べやすい大きさにきっておく。
  2. 水で溶いた小麦粉を熱した鉄板にたらし、直径20cmの円形に薄くのばす。
  3. ねぎ、豚肉をのせ、お好みで卵を割る。
  4. 小麦粉を水で溶いたものを上からかける。
  5. 表裏ともなべぶたなどで押し付けながら繰り返し焼く。
  6. 少し焦げ目がついたらソースまたはしょうゆとみりんを合わせたもので味付け、半分に折ったらまた同様に味付けして出来上がり。

※ベーキングパウダー 2gを小麦粉と一緒に入れるとふっくら焼けるのでお好みで。

【ゼリーフライ】プルンと甘くて… いえいえ、違います!

ゼリーフライは、じゃがいも、おからをベースに小判型に整えて油で揚げた食べ物。こちらも、味付けはソースです。衣のついていないコロッケといった感じで、ルーツは日露戦争に従軍した「一福茶屋」の店主、大澤輝夫さんの亡父常八さんが、中国東北地方にあった野菜まんじゅうを基にアレンジしたと言われています。

その名称が、なぜ「ゼリー」になったのでしょうか。定かではありませんが、形が小判(銭)にそっくりだったことから「ゼニーフライ」が「ゼリーフライ」に変わったためと伝えられています。明治後期には既に食されており、長い間庶民のおやつとして愛されています。値段は1個100円位です。

(1)材料(20個分)

おから 340g/じゃがいも 300g/小麦粉 40g/卵 1/2個/人参 60g/たまねぎ 70g/塩少々/こしょう/サラダ油/ソース(ウスターソース)/中濃ソース

(2)作り方

  1. じゃがいもは蒸かして潰し、野菜はみじん切りにしておく。
  2. おからをよくこね、空気を抜く。
  3. おからにじゃがいも、野菜を入れ、さらに小麦粉、卵、塩、こしょうを加え、よく混ぜ合わせる。
  4. 材料を小判型に整え、160℃(中温)の油で揚げる。
  5. ウスターソースと中濃ソースを6:4の割合でボールに入れ、その中に揚げたてのゼリーフライをサッとくぐらせる。



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