2020年春は自粛生活が続くなど苦しい時期でしたが、そうした時にも「参拝に訪れる方々に癒しを提供したい」という思いから、同年4月より行田八幡神社で花手水が始まりました。
この取組みは市内の前玉神社にも広がり、さらには、花手水を楽しみに訪れる方々に地域全体でおもてなしをしたいという思いから、同年10月より神社だけでなく、商店や民家の軒先にも花手水を飾る『行田花手水week』が毎月1日~14日(11月と1月は15日~末日まで)の期間限定で開催しています。
そして、2021年4月からは『希望の光』をテーマに花手水のライトアップイベントも開催しています。
※花手水スポットは、諸事情(店舗定休日、天候等)により展示していないことがありますのでご了承ください。なお、月曜定休のお店が多いので、事前にご確認下さい。
行田花手水weekカレンダー
行田花手水weekライトアップイベント『希望の光』
2021年4月3日(土)より、毎月1回『希望の光』をテーマに花手水のライトアップイベントを開催しています。
イベントのメイン会場となる忍城址、行田八幡神社、前玉神社では、花手水及び会場内を幻想的な光で演出。
また、忍城址と行田八幡神社の両スポット周辺エリアの店舗・民家前などに飾られている花手水も一斉にライトアップ。
昼間は花手水、夜は幻想的な花手水のライトアップ、ぜひ、2つの姿を「行田まち歩き」を通じてお楽しみください。
<開 催 日 時>
以下日程の日没後~20時00分まで
※4月から9月は20時30分まで
2024年2月3日、3月2日、4月6日、5月4日、6月1日、9月21日、10月5日、11月16日、12月7日
※天候その他の事情により中止することがあります。
<メイン会場>
<その他会場>
※お車でお越しの際は、行田市役所、行田市商工センター、行田市郷土博物館、忍城バスターミナル、行田八幡神社第2・3・4、前玉神社駐車場(全て無料)をご利用ください。
<お問い合わせ>
行田おもてなし観光局:048-577-8442
行田市商工観光課:048-556-1111(内線375)
<メイン会場>
<その他会場>
※お車でお越しの際は、行田市役所、行田市商工センター、行田市郷土博物館、忍城バスターミナル、行田八幡神社第2・3・4、前玉神社駐車場(全て無料)をご利用ください。
<お問い合わせ>
行田おもてなし観光局:048-577-8442
行田市商工観光課:048-556-1111(内線375)
行田花手水のみどころ
行田八幡神社
Gyoda Hachiman Shrine
創祀(そうし)は、源頼義・義家が奥州討伐のためこの地に滞陣した時に、戦勝を祈願して勧請(かんじょう)されたのが始まりと伝えられています。
天文年間(1532年~1555年)には、忍城主の崇敬により城下総鎮守とされ、これより「城主八幡」、また西側にある忍城に社殿が向いていたことから「西向き八幡」の名があります。
※ペットを連れてのご参拝はご遠慮ください。(抱きかかえた状態、ゲージ・カートに入れた状態も不可)
<ご利益>
八幡通り
Gyoda Hachiman Street
八幡通りにある八幡町の古称は「大工まち」。
桑名の殿様が忍藩に移封された頃、不足していた下級武士たちの住居を補うために大勢の大工、木挽衆(こびきしゅう)が遠方より随行してきました。彼らの働きでできあがった住宅街が「同心まち八軒」(現在の行田市天満付近)、そして、彼らが軒を連ねて生活していたところが「大工まち」でした。
かつて彼らが生活していた八幡通りは、現在も八幡様(行田八幡神社)を精神的シンボルに、市民を中心に利用されています。
行田八幡神社を中心に、石蔵造の小川源右衛門商店(おがわげんえもんしょうてん)、日本遺産の構成資産である笠原家住宅などの風情あるまち並みが残っており、歴史・文化を感じることができる通りです。また、通りからは、城下町ならではの小道が広がっており、路地を一本入れば、行田の町の雰囲気を味わえるはずです。
忍城
Oshi Castle
関東七名城の一つとされる忍城は、室町時代の文明年間(1469年~1486年)の初め頃に築城されました。時は戦国時代の終わり、豊臣秀吉の関東平定に際して、石田三成らによる水攻めにも果敢に耐えたことから「浮き城」の別名が生まれたと伝えられています。
現在の忍城御三階櫓は、明治維新の際に取り壊されたものを再建したもので、最上階からは市内の景色が一望できます。
昭和63年に開館した郷土博物館は、かつての忍城本丸跡地にあり、『行田の歴史と文化』をテーマとした展示を行っています。
前玉神社(幸魂神社)
Sakitama Shrine
埼玉古墳群の南東部にある直径約50m、高さ8.7mの円墳「浅間塚古墳」の墳頂にあり、埼玉県名発祥の神社と言われています。
平安時代の延喜5年(927年)に記された「延喜式神名帳」にも載っている古社です。
<ご利益>
御祭神が前玉比売神(サキタマヒメノミコト)・前玉彦命(サキタマヒコノミコト)の二柱であり、人と人との縁を結ぶご利益があると言われています。
<八幡通りからのアクセス>
忍城バスターミナルまで徒歩約8分
→市内循環バス24分「富士山」下車 徒歩約3分
ビデオ
行田花手水 散策マップ
行田には、歴史、レトロな雰囲気、地元の味を感じることができるお店がたくさんあります。
行田八幡神社への参拝の後には、ゆっくりお食事をしたり、お土産などの買い物を楽しんだり、ぜひ行田を満喫してください。
<その他市内 行田花手水week参加店舗等>
八幡神社周辺の立ち寄りスポット
昭和55年創業、行田八幡神社の向かいにあるパンとケーキの専門店です。
取り扱い商品は、菓子パン、調理パン、サンドウイッチ、生ケーキ、焼き菓子など、常時150~170種類の商品をご用意しています。
大正13年創業、行田八幡神社の向かいにある行田一の老舗そば店です。
老舗の食事処ですが、店主をはじめアットホームな雰囲気です。ぜひ、のどごしの良い二八そばをお楽しみください。
昭和6年建設と伝えられる元足袋原料商店の店舗併用住宅です。その後、足袋卸売商の店舗併用住宅、旅館、バーと用途が変わり、現在は住宅となっています。
昭和戦前期の姿をよく留めています。
※外観見学のみ
近江商人の小川源右衛門商店(カネマル酒店)が昭和7年に建設した商品倉庫です。
戦前の行田を代表する大型の石蔵です。
※外観見学のみ
八幡通り周辺の老舗店舗巡り
大正~昭和初期にかけて建設された旧大規模足袋工場です。
「こはぜ屋」の社外観としても登場した当建物からは、ひと目で「陸王」の世界観を味わうことができます。
現在は学生服工場として稼働しています。
※外観のみの見学となります。
大正~昭和初期に建設した大型の土蔵造りの足袋蔵をリノベーションした蕎麦屋です。
天然素材の蔵の中で、「体に美味しい」をコンセプトに、厳選した食材の料理と本格手打ち蕎麦を提供しています。
文久2年(1862年)創業、行田で最も歴史ある鰻屋です。
オススメは上うな重3,200円(税別)で、良質な二ホンウナギを丸々1本使っております。
また、ウナギ以外にも、多彩な川魚料理も楽しめます。
昭和46年創業、着物・振袖店です。
着物・浴衣のレンタルも行っており、豊富な種類の中からお好きなものをお選びいただけます。手荷物の預かりもしていますので、「ふじや呉服店」で和装に着替えて、手ぶらで日本遺産のまちを散策できます。
昭和35年創業、埼玉県民ならお馴染みの「うまい。うますぎる」のCMで有名な「十万石まんじゅう」をはじめとした商品を豊富に取り揃えた和洋菓子店です。
埼玉銘菓の本店がここにあります。
明治39年建設の元栗原代八商店の土蔵造りの足袋蔵です。
現在は観光案内所と日本遺産ガイダ ンスセンターとして活用しており、日本遺産や足袋蔵についての情報を提供しています。
八幡通りのイベント
行田の豊かな農産物や食材をテーマとした「行田はちまんマルシェ」を毎週日曜日に開催しています。
市内で収穫された野菜や果物をはじめ、市内事業者が販売するお菓子等の加工品や軽食、クラフト品などをお求めいただけます。
ぜひ週末の買い物として、まち歩きの楽しみとしてお越しください♪
<日 時>
毎週日曜日午前9時~正午
<会 場>
八幡通りに面する若葉保育園駐車場(行田市行田11-10)
※お車でお越しの際は、忍城バスターミナル駐車場等、周辺の公共駐車場または行田八幡神社第4駐車場をご利用ください。
<お問い合わせ>
行田はちまんマルシェ実行委員会(行田市農政課内048-556-1111(内線388))
アクセス・駐車場案内
<パークアンドライド推奨>
行田おもてなし観光局では、ESG(環境・社会・ガバナンス)、持続可能な開発目標SDGsの観点から、パークアンドライドを推奨しています。
パークアンドライドの拠点となる「忍城バスターミナル」は「八幡通り」と「忍城」のほぼ中間にあり、それぞれレンタサイクルや徒歩で訪れることができます。その他、埼玉古墳群や古代蓮の里、JR行田駅までの発着バスに乗車することができます。なお、駐車場料金は無料です。
<アクセス情報>
駐車場案内
忍城バスターミナルから行田八幡神社までのルート